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結局,最終的に人間を動かすのは「気持ち」なのだ。

 リーダーシップについてはたいていの人が悩んでいて,そのための記事や文献なんかが世の中にあふれているくらいだ。しかし,リーダーの立場の側ではなくそれに従う人の立場になってみると,意外とその答えは単純だという事がわかる。

 私は,カテゴリーとしては「技術屋」と呼ばれる仕事をしているが,学生や仕事をし始めた頃は,理論的に正しい事がほぼ全てに勝るはずだと考えていた。それは,自分の扱う製品についてだけでなく,仕事を進める上での諸問題についてもだ。
 しかし,いろいろな環境や人との関わりあいの中で経験をつんで,今頃になってわかってきた事は,人を動かすのはやはり最終的には「気持ち」で,人が気持ちよく動けるような環境を作れる人が,最終的には成功するということだ。それはほぼどんな仕事においても当てはまると思う。

 そして,人の気持ちを動かすための手段として,納得させる説明や正しい理論,誠実な対応というものが有効な場合があるというだけだ。それはあくまで有効な場合にのみ通用する手段であって,そこが目指すべき目標ではない。


 例えば,人が物を作る場合に,気持ちが入っている場合といない場合,確かに気持ちが入っていなくても作業がしっかり標準化されていれば,ある程度の結果は得られるかもしれない。しかし,気持ちの入り方は集中力に影響し,最終的には不良率や精度のばらつき,あるいは作業効率や勤怠率といった確率論で評価する事が出来ると思う。これはもはやただの感情論ではない。

 自分の希望通りに動かない相手を,一時的な個人的利害判断から論破したり,はたまた大声で威圧して黙らせるのは,無神経になる事が出来れば簡単だ。しかし,それは相手を動かす事にはならず,結果的には自分や自分の属する組織に利益を生むことにはならない。
 本当に成功するためには,相手を気持ちの上から納得させ,動かすにはどうしたらいいかを考える事が必要なのだ。それにはより長期的な,また全体的な視野が必要になる。

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