ponelog

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生きているという事はすごい事だ

義父が手術のため入院して一ヶ月。一旦は回復したものの、現在は危篤状態でICUに入っています。医師の話では、もう一週間持つかどうかというところらしい。
もう歳も歳なので周りも覚悟はできているのですが、病で苦みながら最期を迎える事になったのは、やはり痛ましい。病院では、なるべく痛みや苦しみが無いように努力を尽くして頂いているので感謝していますが、その体には色々な装置や点滴から管がつながれており、いわゆる「スパゲティ症候群」と言われる状態そのものです。
テレビでは見て知っていましたが、自分の身近な人がそういう状態になってしまうとは考えてもみませんでした。

その痛々しさとは別に感じた事もありました。人工呼吸器や心拍数・血圧のモニタなど、生命を維持する為に繋がれた機器の数々。
こんな時に不謹慎だと思われるかもしれませんが、人間の生命を維持する機能を再現するのにこれ程大掛かりな機器や何種類もの薬品が必要なのだという事に、こんな時だからこそ改めて驚きました。
人間の肺の機能を補う人工呼吸器だけで子供一人分の大きさがあり、さらにそこに送っている酸素供給源は別にあります。それらと同等の機能を、健康な人間は胸の中にある臓器一つで賄っているのです。

さらに、現在は身体中のあちこちに水が溜まって浮腫んでしまっているのですが、これは浮腫んだ箇所はもう細胞がほとんど死んでしまっている為に、体液をうまく代謝できないからなんだそうです。
その溜まった水を、体のあちこちに刺したチューブからポンプで排出しているのですが、健康な人間の体ではそのような水処理や代謝を常に行っているのです。

他にも食べたものの消化や栄養の吸収・不要物の排泄などの機能を持った消化器も入っていて、さらに頭にはコンピュータよりも複雑で精密な回路を持った脳まで備えている。
命の重さなんていう議論は別にして、人間が健康に生きていられるというのは、その現象だけ考えてもすごい事なのだという事は、忘れずにいたいと思いました。

スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。