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今年はまさに情報革命の年だった

 「IT革命」なんていう言葉がでたのはもう十年以上前になる話ですが,本当の意味でその情報の重要さが認識されてきたのは最近だと思います。そしてなにより今年は「情報革命」と呼ぶにふさわしい年だったのではないでしょうか。

 まず思い当たるのが,中東の民主化です。これはまさにインターネットでの呼びかけで広がった運動で,しまいに中東にとどまらず世界各国で,既存権力の不正義を厳しく批判するデモ運動が起こる結果となっています。

 情報の重要さが認識されたのは,日本でも同じです。3.11の東日本大震災と大津波による被害は甚大でしたが,災害救助やその後の復興に必要なのは,とにかく正確な情報でした。そしてまたその中で,多くの人が「自分で得た情報の価値を見極めること」の大切さ,つまり情報リテラシーの重要さを理解したのではないかと思います。

 今まで日本では,テレビや新聞で当たり前のように,そしてほぼ無意識に情報を受け取り,それをもとに日常生活の中での判断や行動の基準にしていた人がほとんどでした。しかし,今や子供から中堅クラスの社会人まで,インターネットから情報を得ることが当たり前になり,そこで今までよりどころにしていた国やマスコミの情報よりも,伝えられていない重要なものが多いという事も広く認識されつつあります。
 大阪府知事選も,その象徴的な出来事の一つだったのではないかと考えています。

 そしてこれらの出来事は,情報通信技術の発展と密接に関係してきました。去年まで持っている人の方が珍しいくらいだったスマートフォンやタブレットPCが爆発的に普及し,ネットブックすら必要ないなんていう人もいるほどです。CPUなどのチップも高速化し,無線通信のインフラもどんどん充実しています。
 また,この情報網の拡大は新しい産業を次々と生み出しており,従来の重工業では全く出る幕のなかった国や地域が,今では一気に世界のトップにも次々と躍り出てきています。

 来年はどんな年になるかといえば,おそらくこの情報化社会の拡大は続いていくでしょうが,その影響から具体的に新しい価値観が今までの価値観を凌駕していく時代になるのではと思います。
 今まで世界は,欧米型の資本主義か中国やロシアのような社会/共産主義国という,大まかに二分してとらえるのが一般的でした。そしてイラク戦争やテロ事件で植えつけられた「正義と悪」という二分された価値観。左翼か右翼かという二分された思想。勝ちか負けかという評価。
 こういう二値化された価値観というのは,特に日本では,今までマスコミから提供される乏しい情報の中から出来事を把握しなければならなかったので,仕方がないと言えば仕方がなかったのです。

 しかし,これからは違います。世界も激変しており,もはやカオスともいえる時代に突入しています。その中で,今までのような二値化された価値観のままでいたら,これからの世の中の出来事は理解できず,思考停止になってしまうでしょう。もうそうなっているようなもの言いをする人も,しばしば見受けられます。

 「多様な価値観を理解し合わなければならない」というのは,今までは道徳的な意味合いで言われてきたことですが,これからは生きる上で必要な思想となるでしょう。それには表象的な事実ではなく,そこに至る過程,時には歴史背景まで考慮する必要もあるのです。
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| | 2012年11月29日(Thu)23:18 [EDIT]


 

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